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バイクと私の良い時間


「人生に永遠なんて事はなく、また、当たり前だと思うものはあっという間に通り過ぎてゆくよ。」と、かつて私の師匠は若輩の私にそう言いました。

 

きっと、誰もが若い時にやってみたかったと、やっていたけど手放さなければいけないことがあったかと思います。私の場合、バイクが好きで学生の時無理して免許を取り、単車を購入しました。しかし、色々諸事情があり一旦手放しました。

 

またバイクに乗れると思いながらも、結婚、子供が生まれるなど人生の大きなイベントを通過し、気が付けば18年時は流れました。40歳になった誕生日、ふと妻に「キリもいい年になったし、またバイクに乗ったら?」といわれました。ずっと乗りたかったバイク、でも、きっと今はバイクではなく、大型自動二輪の免許を取得したい、ということを妻に恐る恐る伝えたらあっさり快諾。40歳で大型自動二輪免許を取りに行きました。しかし、この時はいろいろ事情があり、まだバイクがいつ買えるかはわからない状況でした。用もなく、買うあてもなく休日はふらふらバイク屋にバイクを眺めては帰ってくるという寂しい気持ちで休日を過ごしていました。

それから2年、バイク屋さんに相変わらずバイクを眺めに行った帰り、仕事帰りのかみさんが、「いい加減もうバイクを買って、そのふらふらした気持ちと決別しよう。」と言いました。「…え、いいんですか?ドッキリですか??」と思っていたら、かみさんにいつも行くバイク屋につれていかれました。かみさんとやってきた私を見たバイク屋の店長もびっくり。欲しいバイクをかみさんに伝えると、「それください。」とあっさり契約。なぜか店長が一番喜んでくれました。

 

私が今乗っているバイクは、ヤマハ「SR400」というバイクです。

このバイクは1978年ヤマハから発表され、排ガス規制など必要なところは最小限に変更しつつも、40年間形を変えずに生産されているバイクです。とにかく昔ながらのレトロなバイク、速くないバイク、振動がすごいバイク、です。未だにキックでエンジンをかけます。エンジンをかけられるようになるまでものすごい練習をしました。走っている最中にエンストなんてしたら最悪なバイクです。

わたしのSR400

このバイクを手に入れてからは、妻が言うには私はいろいろ変わったようです。

それまでの私は、とにかくこだわりがひどく、これじゃなければダメ、ということでよく衝突をしていました。しかし、SRを手に入れてからいろいろなことが柔軟になったらしいです。

また、つまらなさそうにしている姿を見かけなくなったと言われました。

確かに、バイクを手に入れてから、空虚なことを考えなくなり、つまらない休日はなくなりました。また、バイクを通じて家族と職場以外にもしゃべる人が少しづつできました。

 

去年は妻とよく休みを合わせ、タンデムツーリングに出掛けていました。今年の休みの日は一人で一日ツーリングに行きます。私が現在住んでいるのは、北海道のオホーツク地方です。夏になれば本州からバイカーたちもやってくるような場所に住んでいます。バイクで走る道は、街から出れば畑の景色が広がり、何十キロ先までひたすらまっすぐな道がある場所を走ります。目的地は一応決めますが、そもそもバイクで走ること自体が目的なので時間が許す限り走っています。

ひたすらまっすぐの道






































今は、バイクのある生活がとても大切です。そして、そんな我儘を許してくれる妻・家族に感謝をしながらいい時間を過ごしています。


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