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「生き物さがしの世界」


「生き物さがし」という言葉を聞いて皆さんはなにを思い浮かべるだろうか。

私は、「子どもが草むらで生き物を捕まえようと目を凝らしている姿」が真っ先に出てくる。

風景に多少の違いはあれど、中心は「小さい子ども」であって、「虫取り網を持って乱舞する中年のおじ様」や「カエルを血眼で観察する若い女性」を想像する人はいないだろう。ところが、それらは実在する。老若男女問わず虜にしてしまう「生き物さがしの世界」。なぜ人は引き込まれてしまうのだろうか。今回はその魅力について紹介していきたい。


「生き物さがしの魅力」

理由は人によって様々だ。「綺麗なチョウが見たい」、「珍しい鳥を観察したい」、「かっこいい魚を捕まえたい」など十人十色の答えがある。私の場合は「感動するから」と答える。膝が震え大声で叫ぶほど喜びが込み上げるのである。

 

例えば、この「オオサンショウウオ」。

生態について調べ、生息地を探して兵庫まで足を運び、へとへとになるまで歩きまわった末の出会い。

「特別天然記念物」に指定されているため、触れたりできないが、出会えただけで嬉しさが込み上げる。


「水族館や動物園では見られない『姿』」

生き物となれば水族館や動物園に行けば様々な種類を簡単に見ることができる。それはそれで魅力的だ。労力を割いて自分の足で探しに行く理由はどこにあるのか。

それは、現場でしか見られない「姿」にある。

 

例えば、この生き物。外見からお察しの通り「ハリネズミ」である。動物園では昼間でも展示されているが、本来は夜行性で日没とともに活発に動き回る。盛んに餌を食べる姿や穴を掘ったり威嚇する姿は間近で観察してこそ。

「間近どころか日本に住んでいたら動物園でしか見られない!」そんな心の声が聞こえてきたのでお答えする。

この写真は日本で撮ったもの。関東では飼われていたものが逃げ出したり、放たれたりなどして定着してしまっている地域があるのだ。在来の生き物に影響を与えてしまうことから、特定外来生物に指定されているため、

観察の際は飼養、運搬等において規制されている点も注意しておきたい。



「自然に身を置いてリフレッシュ」

生き物の近くには豊かな自然がある。観光案内のルートや登山道など人の通る道から少し外れた場所では人の手が入っておらず、「ありのままの自然」が広がる。

 

誰もいない渓流で小鳥のさえずりを聞きながら飲むコーヒーは格別。都会の喧騒から離れ自分だけの時間を心置きなく堪能することができる。もちろん、家族や友人と一緒にわいわい言いながら自然を満喫するのも楽しいことこの上ない。


「どんな所に住んでいるのかわからない」という人も安心してほしい。親切なことにネットには情報が溢れていて生息環境や生息地を知ることは難しくない。生き物さがしを専門としたブログも存在するので、コメント等でコミュニケーションを取って探し方を教えてもらうのもありだ。また、これと言った道具も必要なく網や長靴があれば充分。気軽に始められる趣味としておすすめである。


生き物の種類は日本に限っても計り知れない。言い換えれば、それだけ出会いがあって、感動できるということ。「見てみたい」という純粋な気持ちのままに生き物さがしの旅に出てみてはいかがだろうか。

きっとそこには新しい発見、出会い、そして感動が待っているはずだ。


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